物好き

 映画「異端の鳥」を見ました。第二次世界大戦中のヨーロッパが舞台。収容所送りを避けるため、家族と離れ、疎開先で老婆と住む少年が、老婆の死をきっかけに家に帰る話。そこで巡り合う人たちの嫌なこと、嫌なこと。人間の醜さ、残酷さが存分に出ている映画です。
 題名の「異端の鳥」とは、同じ種の鳥でも羽や体の色が少しでも違っていたら、攻撃し、殺してしまうことを指しています。人間も同じ。異質なよそ者を徹底的に排除する。それは戦争の時代も現代にも通じることです。
 救いはその中でも「いい人」はいること。でも、圧倒的な排除の攻撃に対して、少年もそれに対抗していくようになっていきます。それを成長といえるのかどうか…。なんにしても胸糞悪い映画です。しかも約3時間の上映時間。こんな映画は誰も観ないだろうと思っていたのですが、このコロナ禍でもけっこうなお客さんの数。物好きはたくさんいるんですね。

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